ASSET DIRECTION®事例紹介(東京スター銀行)

株式会社東京スター銀行
個人金融部門
資産運用推進部
アシスタント
ヴァイスプレジデント
菅野 良太

*所属・役職は2017年12月時点のものです。

お客さまの資産全体を対象とした
アドバイザリーサービス実現に向けて、
ASSET DIRECTION®を積極活用

東京スター銀行様は、従前より「資産形成・資産運用をサポートする銀行」としてコンサルティング機能を強化し、お客さま一人ひとりのニーズやライフプランに最も適合する金融商品やサービスのご提供に注力されています。2017年4月よりASSET DIRECTIONを導入され、「STAR-ナビ」のネーミングでお客さまの預かり資産を包括的に可視化することで、より効果的なアドバイスの提供を実現されています。同行様の経営ビジョン「Trusted Advisor~お客さまにとって身近で信頼できる相談相手になる~」の実践に向けた取り組みについてお聞きしました。

01. ASSET DIRECTION®(STAR-ナビ)導入のねらい

当行では、お客さまに「人生の見通し」をつけていただくための資産運用に関するアドバイザリーサービスの充実に取り組んでいます。お客さまの資産全体の把握を容易にし、これまで以上により効果的なアドバイスをご提供することをねらいとして、2017年4月にSTAR-ナビを導入しました。

STAR-ナビとCRMを連動させることで、お客さまの預かり資産の内容を円グラフやチャートにして包括的に可視化することができます。さらには他行・他社でお持ちの投資信託や外貨預金を含めたポートフォリオについて、商品同士の効率的な組み合わせを確認しながら、お客さまのニーズに合わせたシミュレーションも可能です。

2017年12月にはお客さまの預かり資産に保有不動産も組み込み、ご利用中の住宅ローンや将来的なリバースモーゲージ活用の可能性なども試算に含めるようになりました。これにより全ての資産を対象とした、より効果的なアドバイスが可能となっています。

02. STAR-ナビの活用状況

[写真]ファイナンシャル・ラウンジ

当行では資産運用相談に特化した「ファイナンシャル・ラウンジ」を展開しています。完全個室でガラス張りの透明感のあるプライベートな空間内で、専任の担当者をつけて、お客さまのニーズを長期的な視点で把握し、コンサルティング提案を行っています。STAR-ナビを使ったポートフォリオシミュレーションは、全相談件数のうち概ね30%の割合でお客さまにご提示しており、導入後も現場では継続的に利用されています。

[写真]ファイナンシャル・ラウンジ

03. 顧客満足の更なる向上に向けて

ご来店されたお客さまにアンケートを実施し、ニーズをしっかりとヒアリングできていたか、説明はわかりやすかったか等の項目に評点をつけていただき、次回以降のセッションの参考にしています。現状、アンケートの回収率は70%ですが、これをより引き上げていきたいと思います。

当行は今後もお客さまの目線に立った業務運営を全社的に進めていきたいと考えています。その際にSTAR-ナビを最大限に活用していきたいですね。MABのサポートには大きな期待を持っています。

*ASSET DIRECTIONは三菱アセット・ブレインズ株式会社の登録商標です。