目的
運用期間が長期に亘る投資信託においては、運用体制の変更や投資環境の変化等による品質劣化に備え、取扱商品の定期的なメンテナンスが必要です。
専門性と煩雑な大量データの処理が求められるこの領域で、当社サービスのご利用により人員や業務負担を最小化した態勢構築を実現できます。
十分な情報が入りにくく適切な判断を下すことが難しいお客さま(最終投資家)に代わって、販売会社が適切な情報を取得し、お客さまに提供することが可能となります。
調査方法
当社アナリストが、運用会社に直接インタビューやアンケートを行い、以下の項目につき調査、分析します。
定量面に大きな変化があった場合の原因調査
長期・短期の運用実績や安定性、リスク水準、純資産の水準・増減、コストの適切性など
定性面に大きな変化があった場合のリターンなどへの影響確認
運用方針、運用プロセス、運用責任者、運用体制、管理体制、企業基盤など
導入時の目的を達成しうる状況にあるかの分析
成果物
ファンド評価
投信評価レポート(半期毎)
MAB評価基準に基づき、ファンドの品質について評価します。
モニタリング
モニタリングレポートモニタリングシート(四半期毎)
調査レポート(随時)
定量面では運用実績や残高の変化など各種トリガー項目を設けてチェック、定性面では運用プロセス、運用体制等の変化について定期的に確認します。
詳しい調査が必要と判断した事項については、別途調査レポートを作成します。
活用方法
レポートに基づき、以下の各項目について会議資料や打ち合わせ資料等にご活用いただけます。
- 商品の品質劣化の有無・内容の確認
- お客さま(最終投資家)に代わっての、運用会社への改善要望
- 販売停止、新規採用の検討
- トリガーに抵触した銘柄を保有するお客さまへの対応検討