国内最大級の投信アナリスト陣による、定性評価を重視した公正・中立な投信評価を行っています。
「投信評価業務」はMABの祖業であり、ビジネスの中核に位置付けられる業務です。投資信託をさまざまな側面から調査・分析し、レイティングを付与しています。その担い手であるアナリストはいずれも豊富な経験を有し、質・量ともに国内トップクラスの体制を確立しています。
MABの投信評価ご紹介
MABの投信評価の最大の特徴は、投資信託の過去のパフォーマンスに基づく「定量評価」に加え、「運用力」や「信頼性」といった「定性評価」を加味した総合評価にあります。特に、「定性評価」を重視していますが、「運用力」のベースとなる運用方針、プロセス、運用体制だけでなく、運用会社のリスク・コンプライアンス管理体制や企業基盤など幅広い視点で「信頼性」を評価することも大きな特徴です。そのため、運用会社へのアンケートはもちろん、ファンドマネージャーへのインタビューなども適宜行います。変化の激しい現在の投資環境において、中長期投資の判断材料とするためには、定性面(質的側面)に重きを置くべきだとの考えによるものです。
定性評価のイメージ
MABの投信評価の強み
投信評価会社として20年以上にわたって蓄積した知見・ノウハウ・ネットワーク活用により、高品質でプロフェッショナルなサービスをご提供します。
- 1998年の創業以来、投信評価の先駆者として20年に亘り知見・ノウハウを蓄積
- 定量評価に加え、定性評価による質の高い総合評価を提供
- 経験豊富な投資信託の専任アナリスト体制は国内最大規模
- DCファンドの評価は約8割をカバー
- 年間評価ファンド数は延べ2,000本超
- 数多くのファンド評価を通じて築いた運用会社とのネットワーク・信頼関係により、ファンドマネージャーとのコンタクト、情報入手など迅速に対応
MAB投信評価ポリシー
MABの投信評価は、投資家の最善の利益に資するため、公正・中立な評価を行うとともに、高度かつ良質な情報提供に努めることを基本方針とします。
投信評価に際しては、的確かつ明白な客観的評価基準に則り、恣意性を排除した厳格なプロセスを経て、国内最大級の投信アナリスト陣が専門性を発揮し評価手法の高度化に努めています。これにより、公正・中立性を確保するとともに、高度かつ良質な情報を提供します。
客観的評価基準
- MABの投信評価の特徴は投資信託の過去のパフォーマンスに基づく「定量評価」のみならず、運用方針や運用プロセス、運用体制等の「定性評価」を加えた総合評価にあります。これは中長期の投資判断材料として「運用力」のベースとなる定性面(質的側面)も重視すべきだと考えるからです。
- 「運用力評価」において運用方針、運用プロセス、運用体制の項目毎に絶対的な基準を設定することにより主観を排除しています。
- 加えて、中長期的な運用の安定感につながる組織・管理体制や企業基盤と言ったガバナンスについても「信頼性評価」として評価対象としていることが大きな特徴です。
- 「運用力評価」、「信頼性評価」ともすべて同一の基準で項目別に点数化して評価することで恣意性を排除し、公正・中立性を確保しています。
国内最大級のアナリスト陣
- MABは国内最大級の投信アナリストを擁しています。設立来約20年間、経験・実績豊富なアナリストが毎年2,000本を超える投資信託の評価を通じて蓄積してきた分析ノウハウや豊富な投資信託データを活用しております。
- 投信市場分析や新たな投信評価手法の研究等、専門性を高め、常に評価のレベルアップに努めています。
- アナリストが評価に注力できるよう、定期的な定性・定量情報の取得やデータベース化、ディスクロージャー資料の収集を専任スタッフが行う等、充実したサポート体制も整備しています。
- アナリスト部門は他部門から独立し情報遮断を行う等、内部管理を徹底しています。
- 今後とも専門性の強化に努めるとともに、常に最適な評価サービスを提供し続けるべく先取りの精神に富んだ企業風土を醸成します。
厳格な評価プロセス
- 運用会社提供情報、インタビュー内容を含む追加定性情報、その他定量情報等を含めた投信評価に使用する全ての情報を共通のプラットフォームに登録、データベース化します。
- データベースから抽出した情報を評価基準に則りスコアリングします。
- スコアリングによる評価結果はアナリストの確認およびアナリスト部門責任者による検証、再調査と言ったプロセスを経て、営業部門から独立したメンバーから成る評価決定機関(ファンドレイティングコミッティ、FRC)によって最終決定されます。
- このような厳格なプロセスにより恣意性を排除し、公正・中立な評価を行っています。
メンバー紹介
主要アナリスト紹介
※2024年7月1日現在での在籍者となります。
投信評価の活用方法
「投信評価」で得られた情報に基づく客観的なレポートを、確定拠出年金の運営管理機関や投資信託の販売会社などにご提供します。
- デューデリジェンス
- 新規商品採用検討において、当社アナリストが「お客さまのニーズや利益に適うか」という視点から、分析・レポートを作成しています。
- モニタリング
- パフォーマンスの悪化、運用体制・プロセスの変更など、取扱商品の品質管理に重要な項目を定量・定性の両面からモニタリングを実施しています。