具体的な進め方(投資家向け資産運用コンサルティングサービス)

資産運用を始めるにあたっての調査・準備

運用方針の策定

「ヒアリング」や「意見交換」を繰り返しながら、目標利回り、取るべきリスクなどを策定して参ります。

運用資金の性格:
原資、資金使途、運用期間等
運用上の制約:
流動性、格付け
会計上の制約:
実現利回り、総合利回り、ロスカットルール
  • 運用目標利回り
  • 取得リスク
  • 許容損失額
  • 投資対象資産、格付け
  • 基本資産配分

現運用資産の分析

保有明細・詳細情報の確認
運用機関の分析(運用を外部委託している場合)

ポートフォリオの分析:
リスク種類(資産の種類、地域・国、通貨等)、
リスク量の測定、市場に対する感応度、
流動性 等
  • 課題認識
  • 対応案

運用戦略の立案

先に定めた運用方針を基に、現在の市場環境、投資対象商品の流通状況などを勘案しながら、お客さまの御要望にあった運用方法(自己運用、委託運用)、運用内容(運用機関の選定、推奨アロケーション、組入れ銘柄)などをご提案致します。

ガバナンスの整備

資産運用規程・ガイドラインの策定

運用規程、ガイドラインが制定されていない場合は、これまで検討して参りました運用方針をベースに運用規程とガイドラインを策定致します。

  1. ①資産運用の基本方針
  2. ②資産運用関係者の権限と責任
  3. ③意思決定手続き
  4. ④執行管理(モニタリング)手続き
  5. ⑤長期的な運用計画、成果目標
  6. ⑥投資対象制限
  7. ⑦限度額

社内説明・承認手続き支援

運用規程とガイドライン、ポートフォリオ案、組入れ銘柄まで、社内ご了解を得るために必要な資料作成のお手伝いを致します。必要あれば、当社よりご説明させていただきます。

初期ポートフォリオ構築支援

  1. ①構築(移行)計画策定
  2. ②採用運用会社の選定支援(運用を委託する場合)
  3. ③組入れ銘柄の選定支援(自家運用する場合)

リバランス支援

市場環境の変化や追加資金の発生、パフォーマンスが芳しくない場合などにポートフォリオの修正(リバランス)提案を行います。

  1. ①アセットアロケーションや運用会社の変更提案
  2. ②新たに採用する運用会社とのコスト交渉
  3. ③組入れ銘柄選定支援(自家運用の場合)

運用実績モニタリング・報告

四半期(半期)報告

  • リスク、パフォーマンス分析
  • 個別保有銘柄の分析
  • リバランスの必要性判断

報告資料作成支援:取締役会への運用レポート作成支援

報告会の実施:頻度等についてはご相談に応じます